ホームページ制作の注意点

ホームページ制作は近年、コーディングやプログラムの知識がなくても簡単に作れる時代になりました。また無料で作成できるサービスも増えて来てました。

コロナ禍で自由に営業ができなくなり、ホームページを営業、マーケティングツールとして見直す企業が増えています。

ホームページを制作する前にこれだけは注意して欲しいという項目をまとめましたので、リニューアルする前にぜひ確認してください。

本コラムを読むことで以下が習得できます。

  • SEOに強いホームページの基本が分かる
  • よくやりがちな間違いが分かる
  • 何をして、何をしないべきか?が分かる(無駄な投資をしない)e.t.c…

TOPページのスライドを多用しない

スライド

TOPページのスライド部分は一番、ホームページで大切な場所です。
ファーストビューと言って、ホームページに来たユーザーがそこを見て、3秒から10秒以内にこのホームページを見るか、または見ないかを決める最も大切な場所です。
ここでホームページに来たユーザーを引きつけないと離脱してしまいます。

このファーストビューにキャッチコピーとイメージを入れて、注目させる必要がありますが、ここが切り替わってコピーが読めない、動画が組み込まれて、よく分からない場合は改善する必要があります。以前にここにキャンペーン情報などを入れるのが主流でしたが、出来るだけキャンペーンなどは別の場所に移動しましょう。

大手企業や地域でその専門分野で1位を取っている会社、〇〇と言ったら〇〇などブランドが確立されている企業や、観光、リゾート施設などイメージ重視のサービスはスライドやカッコ良い動画を持って来ても大丈夫です。

表示速度を意識する

表示速度が遅いサイトは離脱率が上がります。
特にスマホで見る時にローディングさせたり、表示に時間がかかると閉じてしまいます。
SEO対策でも表示速度が影響します。

無料で測定できるPage Speed Insightsを使って見て計測してみてください。
https://pagespeed.web.dev/

速度が遅い場合は、サーバのプランを変更したり、画像を圧縮したり、ワードプレスならスピードが早くなる有料プラグインなどを導入してみましょう。

ワードプレスなら、弊社でも成果報酬で表示スピードをあげるプランもご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

Page Speed Insights

レスポンシブ対応にする

ホームページ制作レスポンシブ対応

必ずスマートフォン対応のサイトを制作しましょう。スマートフォン対応になっていないホームページ、特にBtoCビジネスの場合は離脱率が高くなったり、SEOで不利になってしまいます。
PC用とスマホ用と別々に作るよりも、レスポンシブ仕様になっている事が大切です。
レスポンシブはSEO対策にも有効と言われています。

ネットから画像やテキストをコピーしない

ネット上の画像をコピー

以前、他のサイトから全部、画像やテキストをコピーしてチャチャっと作ってくれよ!なんてお客様もいました。他のサイトやネット上からテキストをコピーするとGoogleがペナルティを与えて検索順位を下げて来ます。必ずオリジナルの文章にしましょう。
また、画像を勝手に使うと訴えられる可能性もあります。どこからコピーしたかは簡単に分かるようになっていますので、注意してください。

Googleからペナルティを与えられると、ドメイン自体に傷がつき、検索表示されなくなって、ホームページからの集客ができなくなってしまいます。

Chat GPTにコンテンツを書いてもらわない

Chat GPT

今流行りの人工知能Chat GPTにコンテンツを書かせて、そのままブログなどにUPするのはNGです。絶対にやらないようにしてください。Googleのサイトに
「自動生成コンテンツに関し、Google は一貫したガイダンスを提示してきました。検索結果のランキング操作を主な目的として、コンテンツ生成に自動化(AI を含む)を利用することは、スパムに関する Google のポリシーに違反します。」と記載されています。AIの文章は参考程度にして、自身で必ず手を加える事をオススメしています。

無料のホームページ制作ツールはできるだけ使わない

無料のホームページ制作ツール

無料のホームページ制作ツールを使って、会社やサービスのホームページを作ると広告が出て来ます。この広告が出る事でイメージがダウンしてしまいます。
少しお金を支払って広告が消せるのでしたら、非表示にする事をオススメします。

オープンウィンドウ(別窓)を多用しない

オープンウィンドウ別窓

ナビゲーションやボタンをクリックすると、ページが別で表示されるのをオープンウィンドウ(別窓)と言います。こちらを多用すると、特にスマホの場合は、元に戻れなくなったり、別のページに飛ばされた感があり、離脱率が上がってしまいます。またユーザーが迷ったり不安になりますので、できるだけ使わないようにしましょう。LP(ランディングページ)に飛ばしたり、別のサイトにリンクを貼る場合はオープンウィンドウをオススメしています。

自社サイト内で回遊してもらいたい場合、色々なコンテンツを見てもらいたい場合はできるだけ使わないようにしてください。必ず目的を持って使用してください。

一度、サイトを離れたユーザーは写真のイメージのようにもう戻って来ません...

自社で更新できるようにする

ホームページの更新を自社で実行する

ホームページは作って終わりではなく、育てて行くものです。必ず自社である程度は更新できる仕様にしてください。
業者に依頼しないと更新ができない、ホームページはスピードが命です。常にキャッチコピーや画像、コンテンツも含めて、見直し修正が自社内で出来るようにしましょう。
PDCAを上手く回せないホームページは売り上げUP実現ができません。

SSL対応にする

必ずSSL対応にしてください。URLの左側に鍵のマークがない場合はSSL対応になっていません。検索順位にも影響しますので、必ず対応しましょう。危険なサイトに見えてしまいます…

ホームページをSSL対応させる

CTAを明確にする

CTAを明確に

CTAとはマーケティング用語でCall To Actionの略で「行動喚起」という意味です。
必ずホームページに来たお客様に行動を促すボタンやフォームなどを用意して目立たせてください。
ここができてないホームページが結構存在します。
どこで、買ったらいいの?どうやって問い合わせしたらいいのか?分からない…なんて事が起きないようにしましょう。
必ずして欲しい行動を明確に記載するようにしてください。

ブログやコラムは必ず用意する

たまに忙しいからブログなんて書く暇がないから要らないと言われる事があります。
ホームページで集客するには、ブログやコラムなどコンテンツを増やす仕組みが必ず必要です。
ここができない場合は、インターネット広告を使って集客してください。

LPなど1ページ完結型のサイトは、集客には不向きなので、広告を出すか、アクセス数の多いサイトからリンクさせる必要があります。

記事の書き方なども詳しく記載していますので、SEO対策って何?を参考にしてください。

以上、ホームページ制作の注意点を一部、まとめてみました。
まだまだ沢山あるのですが、また次回続きをUPします。

WEBマーケティングやホームページに関する事なら、お気軽にご連絡してください。
相談に乗ったり何かお役に立てるのが生きがいですので、メールでもSNSでもコンタクトお待ちしています。

現在、無料でホームページ制作に大切なポイントなどをまとめたZOOMセミナーも開催しています。
ホームページを活用して売り上げを上げたい方はぜひ、ご参加ください。